1997年2月 友山会・友山クラブ合同写真展 「世界へ写真でこんにちは」 作品タイトル:「ヒマラヤの空の下」 関連ページ: ネパール |
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「二代の年月」 撮影:1996年11月、ネパール 、カトマンズ近郊ドゥリケル峠 カメラ:ニコン N-90 昼食後、バスを待つ間にカメラを持って山道を歩いていたら、牛を引く老女に出会った。撮らせてくれと手振りで頼むと、娘を呼んで二人で並んでくれた。シロウトのまぐれ当たりで、光線の具合と言い、背景のボケ具合と言い、処女作にしては上出来だったと今も思う。 |
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「町角にて」 撮影:1996年11月 カメラ: ニコンF-3 早朝に散歩していて、ゴミゴミとした一画に迷い込んだ。住民の朝は早く、町角のヒンズーの礼拝所に供え物をする人たちが絶えない。その食糧をあてこんだ子犬が2匹住み込んでいて、通りかかった幼い兄妹と目を合わせた。少々ピンボケのところが良いと、妙なほめられ方をした。 |
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「菜の花畑」 撮影:1996年11月 カメラ: Nikon N-90 赤道に近いが標高の高いネパールの季節感に戸惑う。11月の農家の庭に桜と菜の花が咲いていた。少年の農作業を望遠で撮ったので、かなりブレたが、ちょっと雰囲気のある写真になった。 |
1997年10月 友山クラブ写真展 「大自然・小自然」 作品タイトル:「樹霊」 |
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「石垣島」 撮影:1997年5月、八重山ヤシ園 カメラ: リコー GR-1 石垣島をドライブしていて、偶然に見つけたヤシ園で撮ったもの。一眼レフにフラッシュがなく、予備の超小型35mmで撮ったもの。小さなフラッシュがヤシの林を不気味に描き出した。 |
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「西表島」 撮影:1997年5月 宇多良炭鉱廃墟 カメラ: ニコン N90 エコツアーのカヌーで立ち寄った炭鉱跡。廃坑のレンガの柱をからめ取ったガジュマルに生命力を感じた。 |
1998年2月 友山会・友山クラブ合同写真展 「世界へ写真でこんにちは」 作品タイトル:「モンゴル・天と地の詩」 関連ページ: モンゴル |
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「大地の詩」 撮影:1997年8月、 カメラ:ニコン N-90 坂を登りきると、眼前に図形的な起伏の地形が現れた。馬が走りだした瞬間をあわてて撮ったが、うまい具合に構図に収まった。シロウトのまぐれ当りだが、見知らぬ来場者に買い上げていただいた作品。 |
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「空と地の間」 撮影:1997年8月 カメラ: ニコン N-90 司馬遼太郎が泊まったという南ゴビのツーリストキャンプ。夕食後に望遠で料理番の一家が住むゲル(天幕)を撮っていたら、主人が気にして出て来た。 |
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「驟雨来る」 撮影:1997年8月 カメラ: Nikon N-90 夕方になると草原にスコールが来る。雨が雲から落ちるものと納得できる。 |
1998年10月 友山クラブ写真展 「大自然・小自然」 会場: 渋谷 ドイ・フォトプラザ 作品タイトル: 異峯デヴィルズタワー 関連ページ:アメリカ合衆国 ワイオミング |
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「怪峯出現」 撮影:1993年9月、米国ワイオミング州 カメラ:ニコン F3 スピルバーグの「未知との遭遇」の舞台となった異景。押し出されたマグマが地中深くで固まって柱状節理となり、周囲の土壌が浸食で流れ去ったもの。地面のロール状のものは刈り取られて丸められた保存用の牧草。 |
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「岩峯クライマー」 撮影:同上 カメラ: ニコン F3 デヴィルズ・タワーの柱状節理を登るクライマーが多い。この写真にも6人写っている。 |
1999年3月 友山会・友山クラブ合同写真展 「世界へ写真でこんにちは」 会場: 新宿野村ビル 特設ギャラリー 作品タイトル:「地球力・イエローストーン」 関連ページ:アメリカ合衆国 ワイオミング |
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「オールド・フェイスフル(巨大間欠泉)」 撮影:1994年9月、 カメラ:ニコン N-90 イエローストーン国立公園の名物の大噴泉は70分毎に律義に噴出するので、「正直爺さん」と呼ばれる。これは日没前の噴出を撮ったもの。 地球エネルギーを感じる、との評価をいただき、買い取られた作品。 |
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「噴泉と雷雲」 撮影:同上 カメラ: ニコン N-90 絶えまなく流出する高温の温泉は自然のまま川に流出する。日本的に考えると「もったいない」が、自然に手を付けないのが国立公園のルール。 |
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「ティーカップ(小さな噴泉) 撮影:同上 カメラ: Nikon N-90 大噴泉と対照的にかわいらしい噴泉。 |
1999年10月 友山クラブ写真展 「大自然・小自然」 作品タイトル:「アラスカの大地」 関連ページ: アメリカ合衆国 アラスカ |
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「ユーコン川」 撮影:1995年2月、アラスカ上空(空撮) カメラ:ニコンN-90 ものずきに、2月にアラスカ最北端のバロー岬を見に行った。フェアバンクスからデッドホースに飛ぶ定期旅客機の窓から撮影。撮影条件が悪く、先生から「ふつうの人は撮らないよね」と言われた。 |
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「ブルックス山脈」 撮影:同上 カメラ:ニコン N-90 新田次郎の「アラスカ物語」に書かれたブルックス山脈。氷の山脈に月が沈む。 |
2000年2月 友山会・友山クラブ合同写真展 「世界へ写真でこんにちは」 作品タイトル:「天地悠久」 関連ページ: 「キルギス共和国」 |
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「天山支脈テルスケイ・アラトウの朝」 撮影:1999年8月、 カメラ:ニコン N-90 旧ソ連がイシククリ湖畔に建てた保養所が開放されてホテルになった。部屋のベランダに三脚を据えて撮影。玄奘三蔵がインドへの旅でこの山脈を越え、対岸を右に行ったと言われていたが、最近の調査では左に行き、湖岸を回ってこの場所を通ったとする説が有力。 |
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「キルギスの山々を里として」 撮影:同上 カメラ: ニコン N-90 キルギス北部の小集落トクマクはシルクロードの交差点で、遺跡がある。玄奘三蔵も通った筈。高校生たちが我々の為に馬術を見せてくれたが、見物に来た近在の子供たちが家路につくところ。 |
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「奇景ジュデイ・オグス(七頭の牛)」 撮影:同上 カメラ: Nikon N-90 イシククリ湖の東端にある奇景。麓の小屋に温泉が湧く。近くに旧ソ連の宇宙飛行士訓練所がある。 |
2000年10月 友山クラブ写真展 「大自然・小自然」 作品タイトル:「フィヨルドランド」 関連ページ: 北欧2 ノルウェイ・デンマーク |
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「フィヨルド凍景」 撮影:2000年7月、ノルウェイ(空撮) カメラ: ニコン N-90 オスロからベルゲンに向かうジェット旅客機の窓から撮影。夏のさなかだが、上部に雪が残る。フィヨルドの最奥部に小さな集落が見える。 |
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「ソグネフィヨルドの夏」 撮影:同上 ソグネフィヨルド カメラ: ニコンN90 ベルゲンからヴォス経由でグドヴァンゲンに行く途中で撮った景色。人工物の多い写真だが、対岸の定規で引いたような雪線で「自然写真」と認められた。 |
2001年3月 友山会・友山クラブ合同写真展 「世界へ写真でこんにちは」 作品タイトル:「カラコルム・ハイウェイ往来」 関連ページ: 中国新彊ウィグル自治区 |
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「山、はるかに」 撮影:2000年8月、 カメラ:ニコン F-80 カシュガルからパキスタンに抜けるカラコルムハイウェイを約2時間走ると、7000mの峯が唐突に現れた。 |
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「里にて」 撮影:同上 カメラ: ニコンF-80 カシュガル近郊のカラコルムハイウェイで撮影。市場に羊の群れを追っている。広域感度フィルムの露出設定を間違えてアンダーで撮ったものだが、面白い効果が現れた。
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「ムスタグ・アタ山 7546m」 撮影:同上 カメラ: Nikon F-80 カラコルムハイウェイのカラクリ湖の手前、標高3500m付近。ムスタグ・アタが巨体を現した。バスの前席から撮影。 |
2001年10月 友山クラブ写真展 「大自然・小自然」 会場: 有楽町 ドイ・フォトギャラリー 作品タイトル: 「アメリカの西部自然」 関連ページ: 米国 南西部 |
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「岩峯と月」 撮影:2000年12月、米国アリゾナ州モニュメント・バレー カメラ:ニコンF80 ナバホ族の聖地、モニュメントバレー内で早朝に撮影。ナバホ族の青年がエスコートしてくれた。 |
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「モニュメントバレーとラサールマウンテンズ」 撮影:同上 カメラ: ニコン F80 ジョン・フォード監督がお好みの場所。遠景の白い峯はユタ州の山脈。 |