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タンザニア・ケニア サファリ 旅行: 2004年1月
掲載(再編成): 2008/1/27

五大陸の中で、アフリカには最後まで行く機会がなかったが、2004年1月に会社員卒業旅行のようなかたちで実現した。アフリカ旅行となると、費用や衛生の面で多少身構えてしまう。ツアー客も少ないようで、2組4名で催行したツアー会社が少々気の毒だった。

深夜に関空を発ち、ドバイ経由、翌日昼にナイロビに着いた(案外近い)。国立公園や自然保護区は標高1600m前後の高原にあり、赤道直下でも軽井沢のように爽やかである。欧米の観光客向けのホテルやレストランは快適で、サービスも洗練されている。旅程の終りにハラの調子を狂わせ、念のため関空の検疫所に届け出たが、単なる呑みすぎ・食いすぎだった。

サファリも予想以上に面白かった。現地人ガイドが超視力と超能力を発揮し、四駆車で動物を待ち伏せすると、ライオンやチータが望遠レンズも要らないほど近くに現れる。象やキリンなどとは、「もういいよ」と言いたくなるほど頻繁に出くわした。

東アフリカを観光で走り抜ける分には、「暗黒大陸」を感ずる場面は稀だが、それでも、大都市のスラムや、地方の道路わきの貧しい住居の生活ぶりが目に入る。経済統計ではバヌアツも同列の最貧国だが、自然の恵みが豊かで人口の少ないバヌアツには悲惨さがない。アフリカを実見すると、その救済と自立が人類の21世紀の課題であることが、切実に理解できるような気がする。


タランギレ国立公園(タンザニア)

ナイロビから車で南へ2時間、タンザニアとの国境を越え、更に2時間ほど走ると、タランギレ国立公園がある。他のサファリ場所は草原(ステップ)だが、タランギレにはバオバブなどの豊かな樹林があり、そこに住む動物たちにも、何となく生存競争を超えたのどけさが感じられる。

@象が水を求めてバオバブのにの穴をあけた。赤い塔は蟻塚。 Aバオバブの林を行く象の一家。 B樹上のライオン。現地人ガイドはこれを数キロ手前から視認して近づいた。 Cバファローの群 D駝鳥の親子


ンゴロンゴロ自然保護区(タンザニア)

ンゴロンゴロのクレーターは巨大な自然動物園である。野生動物は東西19km、南北16km、深さ600mの火口壁の中に閉じ込められ、その中で一生を過ごす。その中を四駆車で走り回り、野生動物が自然に暮らす姿を間近に見るという、実に贅沢なセッテイングである。

@クレーターの全景 AB「ヌー」、この動物はこの名前がピッタリ。 Cシマウマの親子 D実はキリンはクレーター内には生息していない (これはクレーターの外で撮ったもの)

Eライオンの食料はもっぱら他の動物から横取りしたものだという Fチータ親子がヌーをつける。観察者は穴の中のジャッカル。 Gチータの母親が子供を気遣う Hジャッカル Iいつもツガイのカンムリツル

JKカバは悠々たる姿に似ず獰猛だという Lフラミンゴは季節外れで少ないというが、それでも数千羽いた。 M人類最古の足跡(二足歩行)が発見されたオルドパイ渓谷(アフリカ大地溝帯の一部) Nクレーター縁の風景。遠くに赤マントのマサイ族とその集落が見える。


マサイ集落 (タンザニア)

ンゴロンゴロのクレーター縁にあるマサイ集落を訪れた。観光客からの現金収入は子弟を都会の学校に出す費用に充て、住居や暮らし方は昔のまま変えないという。

@マサイの女性たち。 Aマサイの男はジャンプを競う。 B保育園の授業風景 Cマサイの住居。牛糞の壁はそれ程匂わないが、中は暗くて我々の視力では何も見えない。案内役は里帰り中の高校生 Dマサイの兄弟。


アンボセリ国立公園 (ケニア)

キリマンジャロ(5895m)北麓に広がる草原にアンボセリ国立公園がある。登山口と山頂はタンザニア側だが、山の姿を眺めるにはここが絶好の場所で、ヘミングウェイが「キリマンジャロの雪」を書いたことでも知られている。我々が滞在した日は残念ながら山頂はクリアーに見えなかったが、いつかその頂上を踏みたいと思う。

@午後のキリマンジャロ A朝のキリマンジャロ B象の人口(?)が増え、草原の砂漠化が進行中。 Cヒッチハイクではなく、象が歩いて草むらから飛び出す虫を狙っている。 Dオスの老象は群を離れる。


ナイロビ → マサイ・マラ (ケニア)

ナイロビは東アフリカ最大の近代都市で、街を行く現地人もしっかりした身なりの勤め人が多いが、集団強盗が多発する由で、市街散策は厳禁された。都心部を離れるとスラムが目に付くのは、途上国ばかりではないが。

@都心の高層ビル街 A「愛と哀しみの果て」(原題は「Out of Africa」)の原作者、カレン・ブリクセンの住居が博物館となっている。 B郊外に拡がるスラム街 C草原の先住民の集落。家畜を野生動物から守る構造になっている。 Dマサイ・マラへのローカル便 


マサイ・マラ国立保護区(ケニア)

マサイ・マラはセレンゲテイと境を接する広大な動物保護区である。日本資本のホテルがあり、有名人が息抜きに来るそうだ。某女性タレント(最近お笑い芸人と結婚)のグラビア撮影隊と同宿だったが、ガードが固くてお近づきにはなれなかった。

@Aライオンは猫族の中で唯一群で暮らす動物。子供も共同で育てるという。 B間合いを計る。エサになるのは衰弱して逃げ遅れた個体。 Cハンテイングもメスの仕事で、グータラなオスはエサをもらうだけ。 D食い残しを待つハゲタカ 

Eそ知らぬ顔でシマウマを狙うチータ(直後にダッシュしたが逃げられた)。 Fマサイ・マラに2頭しか生き残っていないというクロサイを捉えた。 GHI草原の夕立には凄みがある


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